自分が使わないものを発表するな
(2018/4/7)
ACM CHIをはじめとするユーザインタフェースの国際学会や、インタラクションやWISSのような国内学会では毎年様々なシステムが発表されるのだが、発表者は自分のシステムを使っているのだろうか? これがはなはだ疑わしいように思われる。
目新しいものを作ってユーザ評価したョと称する様々な論文が毎年発表されるのだが、実用性が激しく疑問なものが大杉で、お前はそれを自分で使ってるのかと問い詰めたくなるようなものがほとんどである。発表後長年使ってるものがあるなら教えてもらいたいものである。
ちなみに私の場合は
のようなシステムを学会で発表したことがあるが、これらは2018現在も毎日使っている。Gyazoは学会で発表したことはないのだが全世界で1000万ユーザに利用されている。
追記 2018/4/12
上記は私の意見にすぎないが、論文として発表されたインタフェースシステムが流行ることはないのは調査可能な事実だと思われる。これを調べて論文にしたら面白かったりして。
追記 2018/4/26
調査しなくても証明が可能なのであった。流行るインタフェースシステムは論文にならないからである。
追記 2020/3/21
自分の成果物を自分で使えという記事があった。そのとおりだと思う。
追記 2023/1/3
上のシステムはすべて現在も活用している
追記 2024/6/30
上のシステムはすべて現在も活用している
#ブログ 2018/4/7