ブログ: 色盲補正眼鏡というコンプレックス商法.
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(2017/10/28)
色盲の男性が色弱補正メガネをかけて咽び泣く動画というのが公開されていて、感動したり欲しいと思ったりする人も多そうである。この効果が本当なら凄いことであるが、実際試してみたら私には全く効果が無かったし、沢山の人に試しても誰ひとり効果が無かったという話も聞いている。もしかすると効果がある人もいるかもしれないので詐欺だと断言しにくいのが困るが、怪しい商品であることは間違いない。最近(2017?)はメガネスーパーで販売開始したようで困ったことである。てか泣くなって。
こういうのはコンプレックス商法というものらしい。
コンプレックス商法(コンプレックスしょうほう)とは、消費者の劣等感や危機感を煽りコンプレックスを抱かせる事により、高額な機器や美容整形手術、薬品などの購入・契約をさせる悪徳商法。身長、体型、ニキビ跡などの肌の状態、顔の造作など、頭髪、性的魅力などで世間一般の人々と比較した際に劣っている部分に関して、コンプレックスを意識させることで勧誘を行う。コンプレックスと関係するために契約者にとっては口外しづらく、潜在的な被害者が数多く存在すると考えられている。
色盲にコンプレックスを持ってる人がこういう商品をこっそり買って効果が無かったとしても、自分が色盲だと知られたくないため問題を訴えないということがあるのかもしれない。だとすると詐欺がやり放題になってしまう。
色盲だとタマに困ることもあるのだが、私はコンプレックスを持っておらず、少数派だということで珍しいもの自慢してるぐらいである。私は飛散花粉を検出する感覚や気圧変化を知覚する感覚が足りないのだが、それで困ることは無い。絶対音感も便利な場合と不便な場合があるらしい。何かの感覚が鈍いことは損なことも得なこともあるのだろう。
ちなみに色盲だと焼けてない焼肉でも平気で食べられるので得なのであった。色盲な人間は腹が丈夫だという相関があったりして?