「空間」アプリ
デスクトップとかダウンロードフォルダとかに謎ファイルが蓄積して困っている人は多いと思う
分類や整理が面倒だったり難しかったりするからだろう
そういう人を助けるための「空間アプリ」というものを作った
/ScrapboxSpace (単一空間での情報管理)にも情報を書いている
空間アプリは、以下のようなズボラな人(とか)を対象にしている
とにかく何でも忘れてしまうッ!
情報とかファイルとかをどこに分類/整理するのか考えたくないッ!
でもデスクトップは綺麗にしたいッ!
整理作業はしたくないッ!
ファイルやデータを完全に削除するのはなんとなく心配ッ!
あらゆるファイルをクラウド上の自分の「空間」に放り込むことで問題を解決する
何でもかんでもクラウドに放り込み、情報をScrapboxに残す
データは消さないが見えなくなる
放り込んだデータはScrapboxで簡単に閲覧/検索できる
(MacでScrapbox/Gyazo/GoogleDriveを利用してることが前提)
インストール
dmgをダウンロードして開く
空間アプリ
Space.app
をデスクトップやアプリケーションフォルダなどにコピー 空間アプリのファイル名
Space.app
を自分のScrapboxプロジェクト名に変更 /JohnDoeというプロジェクトを使いたい人は
JohnDoe.app
という名前にする プロジェクト名に「
-
」が含まれている場合は「 _
」を使う /Masui-Spaceを使うときは
Masui_Space.app
という名前にする使い方
空間アプリアイコンをダブルクリックするとその名前のプロジェクトが開く
JohnDoe.app
の場合/JohnDoeが開く 空間アプリアイコンにファイルをDrag&DropするとそのファイルがGoogleDriveの
Space
フォルダにアップロードされ、情報を記述したScrapboxページができる ファイルのサムネやファイル情報が表示される
アップロード後、元ファイルはゴミ箱に移動される
注意
一度にひとつのファイルしか処理できません
フォルダ全体を処理したい場合は、Zipすると良いかも
デスクトップの謎ファイルをじゃんじゃん空間に放り込んで、デスクトップを綺麗にすることができた!
空間アプリはDockに置いている
の「増井空間」にはブックマークやファイルが蓄積されている
ひとつの場所にファイルやブックマークを置くのは有用なかんじ
ソース
Electronを利用
設定ファイル
~/.space
(JSON)でいろいろ設定可能 S3へのアップロード
指定したバケットにアップロードされる
.space
{
"s3-bucket": "my_bucket_name"
}
S3契約しており、
aws
コマンドがインストールされてることが前提 aws s3 cp
コマンドでアップロードするので プロジェクト名指定
設定ファイルでプロジェクト名を指定可能 (アプリ名修正が不要になる)
.space
{
"project": "JohnDoe"
}
ポエム
そもそもファイルを名前や階層で管理するのは無理がある
階層型ファイルシステムを変えることはできないだろうが、インデクスをScrapboxにするのは良いことだろう
Issues
GoogleDrive, S3以外も指定できるようにすべき?
評判よければWindows版もできるかも?
複数ファイルの扱い / フォルダの扱い
自分でZipしてから空間に入れてもらえばいいかも
旧DMG
2021/12/16 (GoogleDriveの認証がうまくいかないことがあった)
2021/12/16夜 (空白を含むファイルをアップロードできなかった)
2021/12/17 (/usr/local/bin/aws に決め打ちされてた)
利用状況
2022/1/30 時点において、毎日使ってる
便利!